業務委託契約で注意すべきこと

フリーランスのエンジニアがクライアントと結ぶ契約は、一般的に業務委託契約と呼ばれますが、法律上はそのような名前の契約は存在しないという点に注意しなければなりません。業務委託契約は、法的には請負契約か準委任契約のいずれかに分類されることがほとんどなので、まずはその点を頭に入れておくようにしましょう。

両者の違いは、仕事の完成義務を負うかどうかという点にあります。請負契約が完成責任まで負うのに対し、委任契約は完成義務までは負いません。
例えば、クライアントが求めるシステムを開発して納入するところまで求められている契約は請負契約ですが、単に契約期間中はクライアントの指示に基づいてコーディング作業を行うという内容の契約は準委任契約であると考えて良いでしょう。

なお、請負の方が重い責任を負うというわけでは必ずしもありませんので、その点も理解しておく必要があります。
また、法的性質のほかに、報酬の支払い条件も契約を見る上で注意が必要なポイントです。金額の多寡はもちろん大切ですが、それに加えてどのような条件を満たせば報酬が支払われるのかについてもしっかりと確認しておかなければなりません。

一生懸命仕事をしたつもりが、実は報酬の支払い条件を満たせていなかったということになってしまっては悲劇となるので、そのような事態に陥らないようにするためにも、契約書でどのような支払い条件が定められているかをよく把握しておくようにしましょう。
ちなみに、業務委託契約の基礎知識や注意事項などについてまとめられているこういったサイト(http://xn--navi-ub0gs65ag0aw62gx30bil1a.com/)に目を通してみると、より理解が深まるかもしれません。